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ETCドライブ2010東北編 2

  ◆ 「ETC 1,000円でドライブに行こう! 第6弾」  《 2010東北編 2日目 》

                                                         2009年  5月 2日(日)
















おはようございます。 気持ち良いくらい晴れきった青森の朝です。

ここは、青森自動車道 青森中央インターチェンジ前にあるホテル ルートイン青森中央。
昨夜はホテル内にある温泉に入ってからベッドイン! そのまま泥のように眠っていました。そりゃあ、あれだけ運転すればね~?

 

起床してまず天気予報で今日の天候を確認。 うん、どうやら今日も快晴らしいです♪
ところで、注意報情報の地域名にあった『三八』、『上北』が青森県の何処なのか全く見当がつかない件。

 

天気も確認したし、一昨日発売されたばかりのゲームでも進めるか・・・(ぉ

誘惑には負けてしまい、ついカッとなってスーツケースに一緒に入れてきてしまった。車使うと、不要な荷物が増えますw
日本中探しても、わざわざ青森まで来てゲームする人間居ないでしょう?

 

7時になったので、RAB青森放送(日本テレビ系列)にて「夢色パティシエール」視聴タイム。
いちごの「おはよう♪」コールを聞かないと、どうも日曜の活力が生まれません。



「いい加減、朝メシ食いに行くぞーーー!!」(by友人)

別室に宿泊していた友人により、強制的に朝食会場へ連行されるwestnozomi。
まぁ、確かに黙っていたら9:00まで部屋に引き篭もり状態になるの確実ですからね・・・あ~!ゴセイジャー始まっちゃう!!(マテッ



朝食を食べ終わり再び部屋に戻り、ニチアサタイム視聴。

今回宿泊した部屋は、ホテルルートイン青森中央の客室の中でもグレードの高いコンフォートルーム(高層客室)。眺めも最高です。
それにしても青森自動車道・・・昨日から交通量少ないな・・・



カメラの方向を変えると、十和田八甲田方面も見えます。今回は行きませんが、是非とも行ってみたい場所ではあります。
手前にある某家電量販店は・・・なんか、ツッこんだら負けのような気がするのでスルー。

さて、ゴセイジャーも終わったしチェックアウトしますか。



ホテル全景。ちなみに最上階の一番端の部屋に宿泊していたんですね。



さぁ、今日のドライブもスタートですよ。 もちろんカーナビでは「仮面ライダーW」放映中です(ぇ



おや?前方に見えるあれは・・・



青森県警の白バイだ!

危ない危ない、シートベルト締めてるし制限速度キープしてるし・・・でも何故か身構えてしまいます。
とりあえず、信号停車時に記念として1枚撮影っと!(コラコラ)



国道7号線から分岐して向かう先は・・・



竜飛岬です。青森市内から近いように見えて、意外にも約70kmと結構距離がありますね。



青森から続いていたパイパス道路もここで終了。
同時に、ハートキャッチプリキュアの時間も終わり、ちょっと落ち着きましたw

テンションが最高潮に達した状態で運転している姿は、普段の姿からは想像も出来ないくらい凄いことになっています。



バイパスから旧道に入り津軽海峡線としばらく併走。 あ!走るんデ・・・701系電車だ!



ず~っと、海沿いを走るイメージがあったんですが意外にも山道を通って竜飛岬まで行くんですね。



道沿いの至るところには、このように早くも北海道新幹線建設の目印が打ち込まれている場所もチラホラ・・・



東北新幹線 新青森駅~奥津軽駅(仮称)までは新線を建設して、それ以降は津軽海峡線(青函トンネル)に接続するんですね。



そんな訳で、途中休憩も兼ねて立ち寄ったのは、「道の駅いまべつ」。
看板にも書かれてあるとおり、将来的に北海道新幹線が開通した場合、本州最北端の新幹線駅:奥津軽駅の予定地でもあります。

ここ、”道の駅いまべつ”は道路休憩施設でもありますが同時に・・・

 

JR東日本:津軽線の津軽二股駅という正真正銘の現役鉄道駅という側面もあるちょっと変わった道の駅なんです。

 

でも、そんなのまだ序の口。津軽二股駅奥にある階段を登って、ただっ広い場所を越えて進むと・・・



ありゃ?また線路があるぞ?



なんということでしょう! もう一つ奥に駅があるではありませんか!



その名もJR北海道:津軽海峡線の津軽今別駅。



そう、この駅は本州唯一のJR北海道管轄駅なんです。
殆ど同じ場所にある駅なんですが、会社が違うためなのか全く違う駅名を付けているという摩訶不思議。



津軽今別は無人駅ですが、普通電車は1本も停車しません。停車するのは1日2往復の特急列車のみ。

しかも、次の停車駅は青函トンネルを潜って北海道の駅というから初乗り運賃も凄いことになっています。
※途中、竜飛海底・吉岡海底という駅はあるが、災害時非常駅のため原則全便通過する。



本州唯一のJR北海道の駅、津軽今別駅。 本州なのに、JR北海道・・・(ry
大切なことなので2度言った。



それにしても、駅名を分ける必要があるのか甚だ疑問だよね~。あれ?ちょっと待てよ・・・



・JR東日本:津軽二俣駅
・JR北海道:津軽今別駅
・北海道新幹線:奥津軽駅(仮称)
・道の駅:いまべつ

全部、ほぼ同じ場所にあるのに駅名が全て違うとか、幾らなんでも酷過ぎる・・・orz

せめて、半分くらいにまとめようよ・・・ね?



道の駅いまべつのインフォメーションコーナーには、津軽二股駅の時刻も掲載されていました。 津軽今別より多いね。



運賃表は・・・あれ?函館方面(津軽今別駅)の記載が無いぞ? 何なんだ・・・この駅www



道の駅いまべつ(津軽二股・津軽今別・奥津軽駅)から、しばらく走ると竜飛岬に到着。 早速、青函トンネル記念館に入るよ。



入場券と、体験軌道乗車券をセットにして購入。

体験軌道は定員制らしいのですが、自分の前の人で午前中の受付終了とか・・・orz
仕方が無いので、午後最初の回を予約。

 

時間があるので展示スペースの見学。
原寸大のトンネル入口模型や、鉄道軌道などなかなか楽しめる展示物が多かったです。 ほうほう、貫通石ですか。



おっと、そろそろ時間ですね



青函トンネル斜坑線に乗り込んで、その名の通り青函トンネルの中まで行っちゃうステキ体験。



ほうほう、あれが私たちを海底下のトンネルまで導いてくれるケーブルカーですか・・・意外に小さいな



でも、このまま180度方向転換してみるとレールが途中で切れてる・・・ん~? ちょっと待て。どうなっているんだ!?



とりあえず、座席に座って発車を待ちます。



発車しま~す。 警告ブザーと同時に、静かにケーブルカーが動き出します・・・って、うわ~! か、壁にぶつかる~!!



すると、前方にあった壁が大きくスライドして、地下に永延と続くトンネルが出現したではありませんか!?



門が完全に開いたので、さぁ海面下140mの領域に突入するよ! 気分はすっかりインディー・ジョーンズ?



ピコ~ン、ピコ~ンと電子音を轟かせながらケーブルカーはゆっくり地下に向けて進みます。

目的地の斜坑海底駅までは約800mあるらしいですが、一向に先が見えない。
おまけに画像では伝わりにくいですが、結構斜度が急なんですよね・・・ブレーキ利かなくなったら、確実に死んじゃうよ?



やがて暗闇の中に現れた短いホーム

 

お待たせしました!海面下140mにある体験斜坑駅に到着です。 あ、午前の部の方々がお帰りなんですね。

 

ここからは、専門ガイドさんに案内されて暗いトンネル構内を少しばかり歩きます。
暗いトンネルに、どこまで伸びているか分からない鉄道レール・・・なんか、ドラクエみたいなRPGにこんなダンジョンありそうですね。



では、ここから体験坑道内にある展示スペース見学しましょう。



暗いよぉ~! 怖いよぉぉ~!(ぉ



しばらく暗いトンネル内を進むと、実際工事に使われた作業員トロッコ列車が展示されていますよ



トロッコの中は・・・意外に狭いなこれ。 幼稚園バスの座席並みに狭い車内に、驚愕してしまいました。
ちなみに、この展示物については実際にお触り自由というのも魅力の一つ。



実際に作業で使われた作業抗を展示コーナーに転用しただけあって、地上の博物館以上に迫力がありますね。

 

本坑採掘前の先進抗を採掘する様子。
東京湾アクアラインのようにシールド工法が無かった時代、採掘方法は機械を使った人力。

工事中は、海水はもちろん中には魚やタコなどといったものが彫った穴から出てきた珍エピソードもあったらしいです。



いやいや、今でこそ当然のように使っている青函トンネルですが工事作業員の苦労を考えると、本当にスゲーな



それにしても、こういう感じのトンネルって特撮ドラマのロケ地に使われそうですね。(青函トンネルではないですが)

 

理論上は、この作業抗を約23kmほど進むと北海道側にある吉岡海底駅に辿り付けます。現在は新幹線工事で閉鎖されてるんだっけ?

本州側の竜飛海底では、地上からの見学組みはJR竜飛海底駅の見学は出来ません。
海底駅見学の際は、別途JRが運行する指定列車に乗車の上、特別な切符を持たないと見学は出来ません。いつか行ってみたいな

 

では、再びケーブルカーに乗り込み地上へ戻りますか!



万が一、青函トンネル内で列車火災などの事故が発生した場合、このケーブルカーを使って地上へ避難するらしいです。
その場合、実際に乗れるのは高齢者や子供などの弱者のみ。 あとの乗客はこの隣にある階段を登るらしい・・・

距離もあるし、何と言っても斜度が・・・とりあえず、事故が起きないことが第一ですね。



地上に戻ってきたぞー! そんな感じで結構楽しめた青函トンネル記念館でした。



さて、記念館から車を走らせること3分。
同じ竜飛岬にある漁港まで来ました。ここに、世にも珍しい観光地があると聞いて来ましたよ! それが、これだ・・・



国道339号線・・・通称、階段国道だ!

それはひょっとしてギャグで言っているのか? 「それは、ひょっとしてギャグで言っているのか?」



まぁ、階段国道うんぬん以前にどう見ても他人の家の裏道としか思えない路地を通るんですが・・・
これ絶対、家の勝手口のドアを開けたら国道全面通行止めになっちゃいますよ?www



そして、ここからが本当の階段国道! ほらほら、ちゃ~んと国道標識の”おにぎり”も掲げられているでしょう?

しかし、これだけでは実際どんな感じなのかイマイチ伝わらないと思ったので、毎回恒例となりました・・・


【YouTube動画】 国道339号線(通称:階段国道)を登ってみた (動画再生)


最初は、”階段国道”ということに凄くテンションが上がってしまい、小走りで登り始めたんですが、それが仇となり・・・
途中から完全に息切れを起こしてしまい、まさかの失速・・・その辺り、動画で見ると我れながらよく伝わります(ぉ



それにしても、この国道・・・自己主張するみたいに国道標識がムダに多過ぎる。
まさかとは思うけど、これは国土交通省が私たち旅行レビューを書く人々にネタ提供したもの・・・・なわけないか!w

※ちなみに、国道339号線の管理主体は青森県です。

 

ヘトヘトになりながら、階段国道を登り切りました!良い運動になったかな? ちなみに、階段国道の先には・・・



階段村道・・・って、なぜ普通の道路を造らない!?wwww

ちなみに村道といわれていますが、現在は外ヶ浜町にあるので列記とした町道です。合併前の三厩村時代からの名残なんですね。



まぁ、登るんですけど・・・(ぉ

そんな感じで楽しめる(?)階段道路シリーズ。ちなみに、階段国道の頂上までは漁港から町道経由にて車でも登れます。
・・・何故、そっちを国道指定しない?と再びツッコミ入れたくなるのは、我慢我慢w



海の向こうは、北海道・・・来る所までマイカーで来てしまった無謀旅人WestNozomiです。



それでは、進行方向を変えて青森市内へ戻ろうか! その前にシンシアさんと記念撮影~♪

いつものようにネタ画像を撮影していると、背後から「あっ!シンシアさんだ!」との声が・・・
慌てて振り向くと男女3人グループが私と同じように国道標識をバックに撮影・・・って、同業者がこんな所にもいた!?

聞けば同じ北陸、福井県から来たらしく次はフェリーに乗って下北半島へ行くらしい。

思わぬところで会った同郷のファン・・・お互いに道中、運転だけは気をつけましょうね。



そんな思わぬ交流後、元来た道を青森に向けて走りますが、ちょっとだけ寄り道。

 

それがここ、青函トンネルパーク。文字通り本州側の青函トンネル入口の近くにある公園です。

JR北海道が特急スーパー白鳥の展望ルームを廃止した今、こうやって明るい間に青函トンネル全景を眺められるのはここだけかも?
一部、撮り鉄にも有名な撮影ポイントですが、如何せん最寄りJR駅から遠くこの公園にたどり着くまでは、田んぼ道を通るので・・・

ここ来て見たい方は、マイカーかレンタカーで来ることを推奨します。



青函トンネル本州口から約1時間、青森市内まで戻ってきました・・・おや?前方に見える白い建物は、東北新幹線の車両基地ですね。



2010年12月に開業する東北新幹線の終着駅、JR新青森駅。 気になりますね~

 

・・・というわけで、高架橋伝いに来てみた東北新幹線の終着駅、新青森駅。

ここまでが東北新幹線。これより先は北海道新幹線(建設中)になります。
新青森駅自体は、現在JR奥羽本線の無人駅ですが12月以降は大出世を果たして、青森の玄関口になります。

開業前の新幹線駅・・・何も無いけど、こういう姿を見れるのは今だけなので満足しました。 非鉄な友人は、ヒマそうだったけど(ぉ



青森最後の観光場所は、教科書で一度は見たであろう『青森:三内丸山遺跡』

・・・あれ~?なにこのムダに豪華な施設。駐車場に誘導されて最初「場所を間違えたか?」と思ってマジ焦ったよ。



その立派な施設の裏側に広がるのが、三内丸山遺跡。 おぉ~!教科書で見た光景と同じだぁ~♪

 

竪穴住居。おっ?中に入れるみたいですよ!? それでは「ごめんくださ~い」(違っ



狭っ!! ・・・そりゃそうか。



そんな感じで、縄文文化を体験したわけなんですが・・・



「ナニ? 俺にこれと着てみろ・・・だと?」 >友人


・・・試着してみた。(←したんかい!)

文字通り、縄文文化を身を持って体験してきました。試着した画像をUP出来ないのが、ちょっと悔やまれますがw



まだまだ見て周りたいところは沢山ありますが、今回の青森旅行はこれにて終了。 また来るよ!青森県。



三内丸山遺跡から車で5分・・・というか、殆ど目の前にあるのが東北自動車道の終点、青森インターチェンジ。

 

本州最北インターチェンジの座は、青森道に譲りましたが青森本線料金所を目にすると、気分的にはこっちのほうが盛り上がります。

さぁ、ETCカード挿入を確認したらETC専用ゲートを通って再び高速道路の旅スタートですよ!



東北自動車道:全長680km

東京まで703km
仙台まで344km
盛岡まで174km

ちなみに東北自動車道の起点は、埼玉県にある東京外環道:川口JCTのため東京までの距離に差があるんですね。



まぁ、気長に行こうじゃないかということで、昨日も利用した日本最北SA:津軽サービスエリアにて休憩。
ここも下り線同様、以前はレストラン、ガソリンスタンドも備えた総合サービスエリアだったんですが、民営化後に縮小されて・・・


まさかのファミリーマート(コンビニ)とトイレのみのサービスエリアになってしまった!


24時間営業の売店と思えば良いのか?悪いのか?
ちなみに、青森の各種お土産も多数取り扱っているので、そういう意味においては利便性は向上したのかな?


さて、津軽SAを出発したWestNozomi一行。

当初の計画では、このまま東北自動車道を盛岡ICまで行き、そこから国道46号線を経由して田沢湖へ行く予定でした。
しかし、手元にあるインターナビ(カーナビ)では、この先の碇ヶ関ICにて出て、国道7号を経由しろとの表示。 悩んだ結果・・・

 

ナビを信じて途中の碇ヶ関インターチェンジで一般道へ降ります。青森から700円也。

途中に鶏り飯駅弁が絶品のJR大館駅もあるし、まぁ良いか♪
この判断が、後に取り返しの付かないことを起こしてしまうとは、この時は考えていなかった・・・

碇ヶ関から順調に国道7号を南下。定刻どおり大館駅に到着したんですが・・・・


鶏り飯が売り切れ・・・だと?


GW最繁忙期ということをスッカリ忘れていて、泣く泣く大館駅弁は買えませんでした・・・シクシク。
それに拍車をかける事態が発生! それは、北秋田市にて国道7号線から国道105号線に入ってからです。



あ!秋田内陸縦貫鉄道の急行もりよし号だ~♪ ラッキー!
そんなことに小さな幸せを感じていたのも束の間。 当初、国道105号線という名称から私は勝手に・・・

「秋田の南北を結ぶ100番台の国道・・・ある程度は走りやすい道路なんだろう」

なんて、想像していたんですが見事に裏切られた。


行けども行けども集落がない、アップダウンが激しい、クネクネしている・・・etc


酷道とまでは言わなくても、走りやすい国道とはちょっと言い難いかな?

ちょっと待てよ?この国道と秋田内陸縦貫鉄道ってほぼ並走しているはずだから・・・おいおい、大丈夫か?


田沢湖に到着時には予定時刻を大幅遅延してしまい、見事に日没orz
『たつこの像』が見れませんでした・・・何気に楽しみにしていただけにこればかりはショックだった。

WestNozomi一生の不覚・・・やっぱり機械(ナビ)に頼っちゃ駄目ですね。


言葉にならないショックを抱えたまま、本日宿泊するホテルへと向かいチェックインします。













そんなホテルの詳細については、最終日3日目の旅行記にて公開。

いや、これがマジ凄かったんだって! 2日目の汚名を晴らすべく、最終日の旅行記も乞うご期待!


・・・いつ公開できるかは未定だけど(コラコラ)


 【 最終日は、秋田のヒーローや西又先生・山形の隠れスポット、新潟の新名所と盛り沢山! 】






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